株式投資

投資を始めよう:見ておくべき経済指標

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この記事はこんな方におススメです
  • これから新NISAの制度を活用して投資をはじめたい方
  • 既に新NISAをはじめているが、どうすればよいか迷っている方
  • 新NISA制度をしっかり理解したい方

はじめに

経済指標とは、各国の政府や中央銀行が発表している経済に関連する統計データです。これらの指標は経済動向を把握する上で大切なバロメーターであり、為替相場や投資判断に影響を与えることもあります。投資家として長期的な利益を上げるために、経済指標をチェックする習慣を身につけましょう。

注目される経済指標は年々移り変わっていくものですが、現時点では次の3つは重要と言えるでしょう。

見ておくべき3つの経済指標

米雇用統計

米雇用統計は世界で最も注目される経済指標といわれます。毎月第一金曜日に前月分が発表され、GDP(国内総生産)などと比較して速報性が高く、米景気の現状や変調をいち早く把握できます。

農業部門を除く産業分野で雇用されている人の数を示す指標です。市場では非農業部門雇用者数、失業率、平均賃金などが事前予想値と実際の結果の差異が注目され、景気の強さを示す重要な指標となっています。雇用情勢を示す指標で、FRBの金融政策に影響を与えます。

CPI(Consumer Price Index:消費者物価指数)

アメリカのインフレ指標として最も注目されるのがCPI(消費者物価指数)です。消費者が購入するモノやサービスの価格変動を示す指標で毎月半ばに発表されます。インフレやデフレの傾向を把握するのに役立ちます。

CPIではおおっく2つの項目が注目されます。

  • 総合
    すべての品目の物価動向を示す
  • コア
    総合から「食品とエネルギー」を除いたもの
    (エネルギーや食品は変動が大きいため、この二つを除く方が物価のトレンドをつかみやすい)

ISM(全米供給管理協会)

ISMが300社以上の購買担当者を対象に月1回の定点観測でビジネスの状況の聞き取り調査をおこない、その調査結果を数値化したのがISM製造業指数とISM非製造業指数です。

数ある経済指標のなかでも、景気の風向きを見るうえで優秀な統計と言えます。

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まとめ

今回は株式投資するうえで見ておくべき3つの経済指標についてご紹介しました。とはいえ、実際にこれらの指標に触れてみないと、なかなか理解しづらいですね。是非、これらの経済指標を掘り下げて自分なりに研究しておきましょう。

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