株式投資

NISA口座を賢く変更する方法:手続きの制約と注意点

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この記事はこんな方におススメです
  • これから新NISAの制度を活用して投資をはじめたい方
  • 既に新NISAをはじめているが、どうすればよいか迷っている方
  • 新NISA制度をしっかり理解したい方

はじめに

NISA口座は、多くの人が税制優遇を受けるために利用するものですが、初めて開設した時点ではあまり深く考えずに選んでしまうこともあります。私の場合も例外ではなく、銀行でNISA口座を開設したため、クレジットでの積み立てができずまた選択できる金融商品が少なかったため、今回、NISA口座の変更をすることにしました。NISA口座を変更したい理由は人それぞれですが、一般的には以下のような理由が挙げられます。

  1. 投資商品の選択肢が少ない:
    銀行でのNISA口座は、提供される投資商品の数や種類が限られていることが多いです。
  2. クレジットカードによる積立ができない:
    一部の銀行ではクレジットカードによる積立ができず、利便性に欠けることがあります。
  3. 手数料の高さ:
    銀行や証券会社によっては、手数料が高くなる場合があります。
  4. オンラインサービスの充実度:
    証券会社の方が、オンラインサービスやアプリが充実していることが多いです。

これらの理由から、多くの人がより利便性の高い証券会社にNISA口座を変更したいと考えています。この記事では、NISA口座の変更方法や手続きの注意点について詳しく解説していきます。参考になれば幸いです。

口座変更の手続きをする時期について

NISA口座を変更する際には、手続き時期が非常に重要です。一度NISA口座で取引を行うと、その年内に他のNISA口座を開設することはできません。そのため、翌年のNISA口座を移転するためには、適切な時期に手続きを行う必要があります。

NISA口座の取引をしてしまった場合

NISA口座で一度でも取引を行うと、その年内に他の金融機関で新しいNISA口座を開設することはできません。この制約を理解して、翌年の口座変更手続きを計画的に進めることが大切です。

NISA口座移転のための手続きと時期

NISA口座を管理する証券会社を変更したい方は、変更したい年の前年度10月1日から当年度9月末までに、証券会社の変更手続きをおこなう必要があります。以下の手続きを行う必要があります:

  • 廃止手続き
    現在のNISA口座を廃止する手続きを変更したい年の前年度に完了させることが重要です。前年に廃止手続きを完了させることで、翌年の初めから新しい金融機関でNISA口座を開設することが可能になります。
  • 廃止通知書の受け取り
    廃止手続きを行った後、金融機関から発行される廃止通知書を受け取ります。この通知書が新しいNISA口座を開設する際に必要となります。
  • 新しい口座の開設
    翌年の1月1日以降に新しいNISA口座を開設する手続きを行います。この際に、廃止通知書が必要になりますので、手元に用意しておきましょう。

これらのポイントを押さえて、計画的にNISA口座の変更手続きを進めることが重要です。廃止手続き自体は私の場合は銀行の窓口で10分程度で終わりました。ただ、廃止通知書はその場でもらえるわけではなく、1週間程度かかりました。

NISA口座の取引をまだしていない場合

新しいNISA口座を開設するにあたり手続き実施時期の制約はありません。口座を開設したい証券会社ですぐにて続きを進めることができます。

NISA口座の廃止手続きの注意点

NISA口座を廃止する際には、勘定廃止と口座廃止があります。両社の違いを理解しておくことが重要です。まずは定義を確認しておきましょう。

  • 勘定廃止
    定義
    勘定廃止はNISAの非課税枠を停止する手続きで、これまでに投資した資産は維持され、非課税で保有し続けることができます。
    影響
    新たな投資ができなくなりますが、既存の投資はそのまま維持されます。
    利用ケース
    例えばNISA口座を他の金融機関に変更する際や、一時的に新規投資を停止したい場合に利用されます。

  • 口座廃止
    定義
    口座廃止はNISA口座全体を完全に閉鎖する手続きで、資産を引き出すか売却する必要があります。
    影響
    すべての資産が現金化され、口座が閉鎖されます。将来的に再度NISA口座を開設する場合、再登録が必要です。
    利用ケース
    例えば、NISA口座を完全に終了したい場合や、資産を他の投資方法に移したい場合に利用されます。

今回の私の場合は、「銀行系のNISA口座から証券会社系のNISA口座への変更がしたい」「これまで積み立ててきた資産は継続保有したい」ので勘定廃止の手続きをしました。

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まとめ

今回は、既に開設しているNISA口座の廃止手続きについて詳しく解説しました。銀行系のNISA口座から証券会社系のNISA口座への変更を検討することで、投資商品の選択肢が広がり、クレジットカードでの積立も可能になるため、ポイントを効率的に貯めることができます。口座変更の手続き時期や注意点をしっかりと押さえ、自分に合った投資方法を見つけることが重要です。

次回の記事では、新たなNISA口座の開設手続きについて詳しく解説する予定です。これからの投資ライフをより充実させるために、ぜひ参考にしてください。

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