株式投資

NISA口座移設の手続きを基本から解説

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この記事はこんな方におススメです
  • これから新NISAの制度を活用して投資をはじめたい方
  • 既に新NISAをはじめているが、どうすればよいか迷っている方
  • 新NISA制度をしっかり理解したい方

はじめに

前回の記事では、銀行系から証券会社系のNISA口座に移行する際の手続きについて詳しく説明しました。今回は、その続きとして、実際に新たにNISA口座を開設する手続きについて解説します。証券会社系NISA口座の開設により、投資商品の選択肢が広がり、より効率的な運用が期待できます。このガイドを参考に、スムーズに新しいNISA口座を開設しましょう。

証券会社系NISA口座のメリット

証券会社系NISA口座には、銀行系NISA口座にはない多くのメリットがあります。投資の自由度が高まり、効率的な資産運用が可能になるため、投資初心者から上級者まで幅広い層におすすめです。以下に、証券会社系NISA口座の主なメリットを挙げてみましょう。

  • 投資商品の豊富さ:
    証券会社系NISA口座では、株式、投資信託、ETF、REITなど、多様な投資商品が取り扱われており、投資の選択肢が広がります。
  • クレジットカード積立の利用:
    一部の証券会社では、クレジットカードでの積立が可能であり、ポイント還元を受けることができます。
  • 充実した投資情報:
    証券会社のポータルページなどで、最新の市場情報や分析レポート、投資のヒントなど、様々な投資情報を得ることができます。

口座開設の準備

証券会社系NISA口座を開設する前に、必要な準備を整えておくことが重要です。以下のポイントを押さえて、スムーズに手続きを進めましょう。

1. 証券会社の比較と選定
まず、複数の証券会社を比較し、自分に最適な証券会社を選定します。手数料、取扱商品、サービス内容、サポート体制などを総合的に判断して選びましょう。私は「楽天証券」と「SBI証券」に2択に絞り込み、最終的には「楽天証券」にしました。

2. 必要書類の確認と準備
口座開設に必要な書類を事前に確認し、準備しておきます。一般的に必要な書類には、以下のものがあります。

  • 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)
  • 住所確認書類(住民票の写しや公共料金の請求書など)
  • 銀行口座の情報(振込先の登録のため)

3. 事前登録情報の準備
口座開設時に入力する情報を事前に整理しておくと、手続きがスムーズになります。NISA口座の移設の場合は、これまで利用していたNISA口座の廃止を証明する書類が必要となります。これは前回の記事でご紹介した「勘定廃止」だったり「口座廃止」の手続き後に送付される書類となります。

▶ NISA口座を移設する場合に、現在利用している口座の廃止手続きをする方法は以下の記事をどうぞ

口座の開設手続き

準備が整ったら、いよいよ具体的な開設手続きに進みます。NISA口座の開設はキャンペーンを実施していることが多いので、忘れずにチェックしましょう。楽天証券では以下のキャンペーンがありました。

楽天証券:NISA口座開設キャンペーン

キャンペーンの要件やエントリーを済ませたら、証券会社のウェブページにアクセスして口座開設手続きを進めましょう。楽天証券では以下のように、NISA口座をはじめて開設する方と、過去にNISA口座を開設したことがある方で入り口が分かれていました。私の場合は今回は銀行系のNISA口座からの「移設」だったので、右側の「他社から乗り換え・再開設」を選択しました。

楽天証券:NISA口座の開設

あとは画面の手続きに沿って手続きをするだけです。他社からの乗り換えの場合は廃止手続きが完了している必要があるのでご注意ください。口座開設の手続きの冒頭で以下のような案内がでます。

旧口座の廃止通知に関するダイアログ

税務署の審査もあるため、申し込み後すぐに開設できるわけではありません。1~2週間程度かかるようです。そのためある程度余裕をもって手続することが重要です。楽天証券では申し込みが完了したら以下のような表示がされます。

楽天証券:申し込み完了画面
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まとめ

証券会社系NISA口座の開設手続きについてご紹介しました。銀行系NISA口座からの移行に際しては、手続きの準備や必要書類の確認を事前に行い、スムーズな移行を目指すことが重要です。また、証券会社系NISA口座を選ぶことで、より多様な投資商品へのアクセスや低コストでの取引が可能となり、効率的な資産運用が期待できます。

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