▶ Pythonからアクセスしてデータベースデータを抽出する方法は以下の記事をご覧ください。
はじめに
今回はデータベースに格納されたデータを参照する方法を基本から解説します。今回もPythonから離れてSQLite3で直接データの参照をみていきましょう。データの参照にはSELECT文を使います。SELECT文にはいろんなオプションがありますが、まずは基本の部分だけを扱います。
データベースからデータを抽出する
書式
まず基本的な書式を確認しておきましょう。次のようになります。
SELECT文は、条件を付け加えることでいろんなことができます。たとえば、複数のテーブルを結合したり、演算をすることもできます。また、条件を指定してデータを絞り込んだり、データを並び替えて取得といったこともできます。
ただ、今回はまずは基本を押さえるということで、単純にテーブルからレコードを抽出例を2,3みることにしましょう。
schemaの確認
依然作ったAnimalというテーブルのデータをみてみましょう。まずはAnimalのshemaを確認しておきましょう。
ID,Name,Zoo,Ageのカラムがあるのでしたね。
データの抽出
準備ができました。早速、書式に従ってデータを抽出してみましょう。書式に沿って、カラムをすべて指定してみましょう。
データを抽出することができました。ただカラム名がないので少しわかりづらいですね。カラム名を表示する設定は、.headers on;となります。やってみましょう。
できました。データを抽出する前に.header onとしておく必要がありますので、ご注意ください。ここでは、全カラムを指定しました。このように全カラムを指定する場合は「*」を使ってもっと簡単にかくことができます。
こっちの方が簡単ですね!ただ、実際には必要なカラムのみを抽出するケースがほとんどかと思います。今度は、一部のカラムを指定してデータを抽出してみましょう。ID,Name,Ageのみを抽出してみましょう。
このように書式通りに必要なカラムを指定するだけです。今回はここまでにします。
まとめ
データベースからデータを抽出するSELECT文を扱いました。いろんな条件をつけたデータ抽出ができますが、今回は基本となるカラムを指定した抽出のみを扱いました。
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