Python

Python基礎:Windowsで手軽にPythonプログラムを実行する

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はじめに

今回は、Windowsで気軽にPythonプログラムを実行する方法を扱うことにします。Pythonで作ったプログラムをもっと簡単に実行できたらよいのにと思ったことはありませんか?ただ、.pyファイルとPythonを関連付けてしまうとリスクもあります。そこで、バッチファイルを作って実行する方法をご紹介します。

プログラムの準備

まず簡単なプログラムを作ってみましょう。今回は動物のなまえと年齢をファイルを書き込むプログラムにしてみましょう。次のような「animal.py」ファイルを作ってください。

# どうぶつ名と年齢
animal=['らくだ','ねこ']
age=[6,4]

# ファイルに書き込むテキスト
text=f'''
{animal[0]}は{age[0]}歳です
{animal[1]}は{age[1]}歳です
{animal[0]}と{animal[1]}の年齢を合わせると{age[0]+age[1]}です
'''

# ファイルへの書き込み
with open('animal.txt','w') as f:
f.write(text)

このプログラムを実行すると、最終的に「animal.txt」というファイルができあがります。このファイルの中身は、

らくだは6歳です
ねこは4歳です
らくだとねこの年齢を合わせると10です

と書き込まれています。
これがちゃんと動作するか試してみましょう。コマンドプロンプトで、「animal.py」が保存されているディレクトリに移動移動して、次のように打ち込んで実行してみましょう。

python animal.py

すると、同一ディレクトリ内に「animal.txt」というファイルができているはずです。この中身を確認して、先に記した内容が書き込まれていれば成功です。

バッチファイルを作る

プログラムの実行は基本的にこれでよいのですが、毎回コマンドプロンプトでプログラムのあるディレクトリに移動して、コマンドを打ち込むのも面倒ですよね。そこで、バッチファイルを作ってダブルクリックで実行できるようにしましょう。とっても簡単です。プログラムがあるディレクトリ内に「animal.bat」というファイルを作ってください。これに「python animal.py」と書き込んで保存します。このファイルをダブルクリックすれば、プログラムを実行することができます。このファイルのショートカットをデスクトップにおいておけば、もちろんデスクトップからの実行も可能です。

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まとめ

いかがでしたか?今回はデータ分析とはちょっと違う話題でした。毎回、決まった集計があっていつも実行するプログラムがあったので、バッチファイルで簡単に実行する方法を紹介してみました。

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