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Python初学者向け:SQLite3のデータの更新・削除について基本から解説

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この記事はこんな方におススメです
  • Pythonを始めたばかりで基本から学びたい方
  • Pythonの基本的な部分を速習してまずは全体像を把握しておきたい方

▶ データベースからデータを抽出する方法は以下をご覧ください

はじめに

今回はSQLiteのデータを更新(update)・削除(delete)する方法を基本から解説します。これまでテーブルの作成、レコードの作成、CSVファイルの取り込みをみてきました。今回は条件に合致したレコードに対する更新・削除の操作を基本から解説していきます。

今回もPythonを離れてSQLite3での操作となります。

データの更新

書式

まず書式を確認しておきましょう。データの更新はUPDATEコマンドを使います。書式は以下となります。

UPDATE テーブル名 SET カラム名=値 WHERE 条件 ;

条件に合致したレコードの特定のカラムを更新する書式になります。条件はWHEREの後で指定します。条件を指定しないとすべてのレコードを対象にデータの更新をしてしまうので注意が必要です。

データの更新

実際にやってみましょう。先に今のデータの状態を確認しておきます。

データの確認

この中で「Zoo」カラムが「旭山動物園」のものを抜き出し、「Zoo」カラムを「旭山動物園:新館」に書き換えてみることにしましょう。

データの更新

エラーが起きず正常終了できました。データを確認してみましょう。

データ更新の確認

Zooの値がもともと「旭山動物園」であった「らくだ」さんと「ねこ」さんのレコードの「Zoo」カラムが「旭山動物園:新館」にちゃんと更新できてますね!

次にデータの削除をみていきましょう。

データの削除

書式

データの削除もまずは書式を確認しておきましょう。データの削除ではDELETEコマンドを使います。

DELETE FROM テーブル名 WHERE 条件

DELETEの場合もWEHEREを使って条件に合致したレコードを特定して、そのレコードに対して「削除」の処理をおこないます。条件を指定しないとすべてのレコードを削除をしてしまうので注意が必要です。

データの削除

ではここでは「Name」カラムが「いるか」のデータを削除してみましょう。

データの削除

正常に終了しました。テーブルを確認してみましょう。

データ削除の確認

「ID」が7の「いるか」のレコードがちゃんと削除されてますね。

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まとめ

今回はSQLiteで管理しているテーブル内のデータの更新・削除について扱いました。どちらの処理の書式も直感的でわかりやすいですね。WHERE文で条件を指定しないと、すべてのレコードに対する処理になってしまうので注意するようにしましょう。

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